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公務員からベンチャー企業に転職したら見える世界が180°変わった話

 

新卒で公務員になったのに、

すぐにベンチャー企業へ転職をしたこたつです。

 

教員採用試験に合格してから1年ちょっとで

まさか自分が急成長中のベンチャーに転職するとは

思いもしなかったのですが、

転職サイトに登録をしていたところ

偶然、自分のやってみたいことが企業の理念と一致していたため、

ベンチャー企業に入社することになりました。

 

今回は終身雇用、年功序列、平均年齢40代の公務員から

平均年齢20代の急成長ベンチャーに転職して

感じた違いを具体的にまとめていきます。

 

 働いている人の意識の違い

 

公務員は、終身雇用が当たり前なので、

仕事に自分の時間を捧げようという意識が強いです。

 

特に私が働いていた地域の教員は

サービス残業が当たり前の世界でした。

 

学級担任という責任があるので

どんなに残業になろうとも、膨大な仕事量をこなして

学級経営を円滑にしなくてはならないのです。

 

そのため、休日は疲れからか、

家で休んでいる人が多い印象です。

教員という仕事以外のことに目を向ける余裕は

あまりないのです。

 

平日で仕事が片付かないことも多々あるため、

休日も学校で仕事をしている先生も割といました。

そうでなくても、大概の先生が仕事を持ち帰ります。

 

 一方で、ベンチャー企業で働いている人は

成長意欲が強く、新しい技術などを取り入れて、

いろんなことに挑戦していこうという意識が強いです。

 

また中途採用が多く、

みんな他の企業での経験があった上で、

自ら選んで今のベンチャー企業に入ってきているので、

仕事を楽しんでいる人が多いなという印象です。

 

もちろんいろんなタイプの方が働いていますが、

自分の得意分野を生かしながら自分の人生を生きている感じが

伝わってきます。

 

ベンチャーというだけあって

10年も20年も今の仕事を続けるわけではない前提で仕事をしているため、

プライベートでも日々自分のスキルを高めようと

副業をしていたり勉強や読書をして自己研鑽を怠らない人も多いです。

 

給与面と安定性の違い

 

公務員の魅力はなんと言っても

ボーナスや退職金がきちんと出ることです。

 

また年功序列で給与が毎年自動的に上がっていきますので、

安定性は高いですし、

そもそも公務員の給与は、日本人の平均年収より多少なりとも

高く設定されているため、金銭面で困ることは基本的にありません。

 

一方、私が勤めているベンチャー企業は、

昇給を保証されていないですし、ボーナスや退職金はありません。

 給与も決して高くはないです。

 

また、公務員に比べたら圧倒的に不安定な仕事です。

明日、潰れるかもしれない。

そういう危機感を持ちながら仕事をする必要があります。

 

しかし、副業はできますので、新しい可能性を見つけて、

副業で得た能力で今後のキャリアに繋げることもできると思います。

 

大事なのは新しい世界に飛び込む勇気だけ

 

以上の2点から、

公務員と急成長ベンチャーは180°違う存在で、

根本的に働いている人の価値観が異なります。

 

私自身、公務員という仕事は性に合わず、

上昇志向に近いものはあるので、

どちらかというとベンチャー気質なところは

あるのかなとは感じます。

 

ただ、私が言いたいことは、

公務員とベンチャー企業の優劣ではなく、

勇気を振り絞って違う世界に飛び込むと

新しい景色に出会えるということです。

 

対局にある仕事を経験することで得た知見は、

「世の中にはいろんな世界があるのだから

今の場所が自分に合わなかったとしても、

別のところで、自分に合う場所はあるかもしれない。」

ということです。

 

今やっている仕事が自分に合わなかったとしても

新しい挑戦をしていく価値はあるんだよ

と伝えたいのです。

 

今の仕事や労働環境が苦しいと感じている方がいたとしたら、

決して自分がダメだからとは思わないでほしいです。

 

探し続けることで、新しい道は開ける

ということ自体を諦めずに。

 

誰かにとって役に立つ考えが少しでもあれば幸いです。