話すのが苦手な人のためのコミュニケーション術
わたしはどちらかというと、口下手なタイプで
人前だとあまり自分のことを話しません。
理由としては、考えることはけっこう好きなのですが、
たくさん話をする理論的な人というよりは、
どちらかというと情報を受け取る感性に重点が置かれていて、
自分のことを話すよりも、人の話を聞く方が得意だからです。
しかし、世の中には、わたしのように、
話すのが苦手で、
いわゆる口下手な人というのは、一定数いるはずです。
口下手であったとしても、その人にはその人なりの考えがあり、
それは他の人に役立つ意見になることもあるかと思います。
「口下手だから」といってコミュニケーションを避けるのではなく、
どうにかコミュニケーションを取りたいものです。
今回は、そんな口下手さん代表として、
話すのが苦手な人のコミュニケーション術を
考えてみます。
① 話のテーマを明確にする
わたしの場合は、けっこう雑談が苦手なので、
話のテーマが明確にあると、話しやすいです。
複数人での雑談というのは、話のテンポが速く、
ついていくのが難しくて、
これまでは愛想笑いで済ませてきました。
(けっこう疲れます。)
一方で、テーマがあり、
何に対して意見をすればいいのかが分かると、
安心感がありますし、
「少し考えさせてください」と間を置くことができれば
それなりに意見は出していけると考えています。
実際に、大学の頃なども、
ディスカッション的なものはそれなりにできていたと
思います。
② 口頭での説明だけでなく、メモ帳を活用する
これは、けっこう有効な手段だと思います。
わたしは思考するとき、
言葉というよりは、イメージで考えていることもあるため、
言語化することが困難になることもあります。
そういう時には、メモ帳を活用し、
図を使って説明するなどすれば、
より円滑なコミュニケーションを取ることが
できるような気がします。
③ 正直なコミュニケーションを心がける
これは、とても大事なことだと思います。
でも、意外と難しいことでもあります。
特に、話すより、聞く方が得意な人は、
受け取ることに長けているので、
頼みごとを断ったりするのが
苦手な人も多いはずです。
本来のコミュニケーションとは、
断る事が悪いわけではないのです。
今すぐ答えられないのであれば、
正直にそれを伝えればいいですし、
濁さずに、難しいことは難しいと
伝えていくことが良質なコミュニケーションに
結び付くのではないかと思います。
お互いのペースを大切にする
コミュニケーションとは相手ありきのものです。
相互が、自分ありきのコミュニケーションに陥らず、
相手の立場を尊重すれば、
良質なコミュニケーションができるのではないかと考えています。
わたしはこれまで生きてきて、
人とのコミュニケーションはテンポが合わないことも多く、
苦手としてきた分野でもあります。
しかし、コミュニケーションは人間関係を育むのに
とても大切なことだと思いますので、
向き合っていきたい分野でもあるのです。
どなたかの参考になれば幸いです。