旅と生き方

毎日をより豊かにするブログ

逃げ続けた先で出会えるものを追いかけて。こたつの自己紹介

初めまして。

「旅と生き方」をテーマにYouTubeで動画を投稿しているこたつです。

 

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皆さんに私のことを

より詳しく知って頂きたくて、

この度、正式にブログを開設しました。

 

まずは、自己紹介もかねて、

私がネットで活動するに至った経緯をお伝えします。

 

結論、ネットでの活動は

「私が逃げた先で出会えたもの」です。

 

私は大学時代、教員採用試験に合格し、

2019年4月に小学校教諭として正式採用されました。

 

高校生の頃から教員になろうと思っていたので、

自分が目標にしていた通りの結果でした。

 

小学校教諭は初任者であっても、

4月1日から学級担任になります。

いきなり約30人の子供たちの先生です。

 

7時半に出勤、休憩はなく、20時半まで仕事という

13時間労働を毎日のように繰り返しました。

 

案の定、私は5月に体調を崩し、

人生で初めて、ひどい副鼻腔炎になりました。

 

毎日、膿みが混じった鼻水が出ていましたが、

仕事が忙しすぎて1ヶ月間病院に行く事ができませんでした。

 

また、成績づけで特に忙しい7月には

初めて月経が止まりました。

教育現場は私だけではなく、全員が忙しいので、

体調不良など弱音は吐いてはいられないという状況でした。

(個人的には体調不良は当然、弱音なんかじゃないと考えています。)

 

そうして、なんとか1学期は乗り切りました。

教員は、8月になれば休暇があるのです。

 

その時、私は立ち止まって考えました。

「この先、私の人生はどうなってしまうのだろう?」

 

初任者だけがあまりに忙しい労働環境なのであれば

まだ我慢にも価値を見出せますが、

30代後半の学年主任も私と同じように毎日13時間も仕事をしていました。

 

また、隣のクラスの先生は、休職をしており、

何年間も復職できなかったために、

仕事によって体調を崩したにもかかわらず、

生まれたばかりの子供がいながら、教員を辞めざるを得なくなっていました。

 

そのような教育現場の状況を目の当たりにし、強い不安感を覚えたのです。

 

私は、将来を見越して、教員という仕事は自分には合わないと判断することにしました。

 

しかし、まだまだ終身雇用が当たり前な教員にとって転職をするというのは、御法度のような考え方が根強いです。

 

学級担任を途中で投げ出すなんて、情のないやつだと白い目で見られたと思います。

 

しかし、私はこう考えたのです。

 

「子供たちにとって先生の代わりはいるけれど、私の代わりは誰一人いない。」

 

私は教員という仕事よりも、自分の幸せを求めようと思ったのです。

 

転職をするにしても不安だらけです。

新卒9か月で仕事を辞めては転職先すら見つからないのではないかと

大きな不安にかられました。

 

それでも、私は、リスクをとっても自分の人生に挑戦したいと思って

次の仕事も決まらないまま教員を辞めました。

 

教員をこんなにすぐに辞めるなんて弱い人間のすることだと

誰かは笑うかもしれません。

 

しかし、私はそもそも「逃げることは悪いことだ。」と考えることを捨てたのです。

 

逃げることは弱さではない、逃げることは勇気なのだと

私は今も考えています。

 

逃げた先でまた自分に合うものを探せばいいのだと。

 

実際に、教員は辞めた当時も、

諦めずにいろんな転職サイトに登録をしまくっていたら、

自分のやってみたい事ができそうな会社に巡り合えました。

 

面接も無事に通過し、

YouTubeというネットでの活動の場を見つけて

今に至るのです。

 

自分の幸せを探し求めながら生きる。

 

それは不可能ではないのかもしれないと

希望を持ってこたつは活動をしています。